100歳の少年と12通の手紙

100歳の少年と12 通の手紙©2008 Pan-Européenne‒Studiocanal‒Oscar Films‒TF1 Films Production‒Ciné

こんなにも短く美しい人生

白血病で入院中の少年に宅配ピザ屋の女主人が教えたのは、1日を10年と考えて毎日を過ごすこと、そして神様に宛てて手紙を書くこと。残りの人生を少年は大急ぎで、しかし笑顔で駆け抜けていく。本国フランスで160 週売り上げベストテン入りを果たした人気小説を、映画監督でもある作者自身が映画化。音楽は仏音楽界のマエストロ、ミシェル・ルグラン。

1日を10年として過ごす、たったそれだけのアイディアがこんなにも人生を明るく照らすなんて!いわゆる「難病もの」だと思ったら、その清々しさに驚かされますよ。ローズの毒舌っぷりが素直に生きる女性としてとても魅力的。(内)

制作
2009年 / フランス
監督
エリック=エマニュエル・シュミット
フィルム
カラー / 105分 / 35㎜

テーマトーク

11月24日(月)19 : 00~の回

仏教シネマ、映画から考える「100年」の意味

ゲスト:釈 徹宗(宗教学者 / 僧侶)
聞き手:岩淵拓郎(宝塚映画祭 / 編集者)

「映画を通して100 年について考える」と言ってはみたものの、やっぱりどうして手に余る。と言うことで、池田如来寺の住職で、映画に関する共著もある釈徹宗さんに仏教からみた100年、もしくは不在と永遠についてお伺いします。

釈 徹宗

釈 徹宗

相愛大学人文学部教授。博士( 学術)。日本宗教学会評議員。日本仏教学会理事。
浄土真宗本願寺派如来寺住職。NPO法人リライフ代表。宗教思想や宗教文化の領域において、比較研究や学際研究を行っている。近著に『ブッダの伝道者たち』( 角川選書)、『日本霊性論』(内田樹氏との共著・NHK 新書)など。